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日記

2021年5月19日

ウッドショック前編...

2021年5月19日 大安

宇都宮界隈は、曇りのち雨
ムシムシ、ジメジメとだんだん空気が重たくなってきた今日この頃
いつ梅雨入りが発表されてもおかしくない関東地方です...

最近になってニュースなどで取り上げられ、耳にするようになった「ウッドショック」

これは、欧米や中国での木材需要の拡大や、コロナ禍の混乱による海上輸送用コンテナ不足・運賃高騰などが
相まって、国内市場で米松(ベイマツ)や欧州材の供給不足、価格高騰といった「ウッドショック」
とも言える状況が深刻化し、私たちのような地域工務店の家づくりにも影響を及ぼしています。
まず米国は、ロックダウンに伴い自宅の改築や改修が増加、住宅ローンの低金利施策による住宅着工数の増加
により木材需要が回復し、歴史的な水準まで木材が高騰。
欧州は、経済活動の再開後、堅調な建築市場とDIY需要の増加、米国での木材需要の高まりに伴い
輸出も大幅に増加。
東南アジア、マレーシアやインドネシアで合板の生産が停滞。
インドネシアとの国境間移動制限により合板工場などにおける労働力不足。
ニュージーランド、木材の伐採、輸出を一時的に停止。再開後も中国への輸出が大幅に回復。
そして中国、コロナ禍においても、丸太輸入量は横ばい。
ということで、国外のいろいろな要件が絡み合って起きています。
いつまで続くのか、悪化するのか、改善に向かうのかは、今のところ見通しにくい状況です。

現在、輸入材が入手困難の状況に陥っており、基礎工事をやっても、上棟できず、工期や竣工、
先が見えず、木材が値上がりしていて、危機的な状況は間近、あるいは一歩踏み込んだ状況にあります。
ということで、大手メーカーさんやビルダーさん、工務店など、輸入材に頼ってきた方々は...
じゃ~どうする...国産材で...という動きになり
国産材のスギ、ヒノキ、カラマツ製品への注文が殺到していますが、国産材製品も絶対量が不足しているため
各地の製材工場、問屋、材木店では注文を制限している状況です。
こうした状況を受けて木材価格は輸入材だけではなく国産材までも木材価格が急騰するという事態となっています。

ウッドショック後編へと続く...

  

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