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日記

2021年5月21日

ウッドショック後編...

2021年5月21日 先勝

宇都宮界隈は、雨のち曇りでムシムシ、ジメジメですが、西日本は大雨で大荒れのお天気
ですが、明日から天気も回復との予報となっております。

今日は、二十四節気の小満
陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満といわれています。
西日本では、走り梅雨がみられる頃。今年はもう梅雨に入ってますけど...
ちなみに走り梅雨とは、本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のこと。
通常は、この後晴れた日が続き、その後本格的な梅雨に入ります。
「梅雨の走り」ともいいます。とのこと!

さて、ウッドショック後編

今、工務店業界で大問題となっているウッドショック
輸入材が入手困難なってきて、国産材で代替えを...
という動きで注文が殺到し、国産材(特に構造材に使う角材)までも価格が急騰している事態が発生中
構造材に国産材を使って地産地消の家づくりをしている私たちのような工務店とってはいい迷惑。
じゃ~日本の木を伐採すればいいんじゃないか、と思われますが...

現在、国内の森林は資源的に充実し、山には利用可能な大きな育った木がたくさんあります。
ですが、木材生産に従事する人手が限られていて、急に需要が増えたからといって
すぐに増産するような態勢は取れないんです。
林業が盛んに営まれていた時代は数多くおられましたが、現在は外材に圧されて国産材の需要が減少し
林業は長期に渡って低迷。
つまり、なり手不足、木を伐採する人が圧倒的に少ないのが現状なんです。
(大型の林業機械が導入され、生産効率は高まってはいますが...)
ということで、国産材も絶対量が不足しています。
また、国内で不足しているにも関わらず、輸出価格が上昇しているため、国内需要を素通りして
スギやヒノキの丸太が輸出されているケースもあるとのこと。
ただ、スポット取引きは長続きしない、と冷静に受け止めている方々もたくさんいて
顧客最優先の対応をとる、いい動きもあります。

そんなこんなで大混乱となっている工務店業界
先行きが不透明ですが、前を向いて一歩一歩進んでいくしかありません。(ポジティブ)

日本は木材の資源が豊富なのですから、県産材・国産材を使いましょう。
そして、森林の循環が良くなれば、二酸化炭素(CO2)の削減にもなり、
脱炭素社会へ向けて進んでいけます。

どうなる?ウッドショック!

 

  

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