2009年6月3日
2009年6月3日 なんだかさえない曇り
6月3日は・・・
*測量の日 現在の国土交通省、国土地理院等が1989(平成元)年に制定
1949(昭和24)年、「測量法」が公布されました
*ムーミンの日 トーベ・ヤンソン作の「ムーミン」を愛する日本のファンらによって制定
「ムー(6)ミン(3)」の語呂合せだそうです
大工道具・・・vol.2です
前回は「玄翁」「釘抜き」でした
では、あと・・・、何を思い浮かべますか?
伴工務店のTOPページにものっている
そうです・・・
三種の神器と言われている
墨壺(すみつぼ)、墨差し(すみさし)、指し金(さしがね)です
大工さんが家づくりのはじめに線を引いたり
さしがねで長さを測ったりしながら夢の家づくりが始まるわけです
まさになくてはならない道具たちなのです
写真の赤いものと黒いもの
墨壺(すみつぼ)とは
木材やコンクリートの上や床、壁など鉛筆などでは線を引きにくい場所に
墨つぼを使って線を書きます(墨を打つ、弾く、引くともいいます)
うちの大工たちは
墨を打つ(ぶつ)と言っています
黒いのは手巻きで赤いのは自動巻き
最近は自動巻きの方が作業が早いので
黒い方はあまり使わなくなっているみたいです
*法隆寺の当初材にまだ墨跡が残っているそうです
それと、写真のL型のものは、指し金です
指し金(さしがね)とは
曲金(まがりかね)、矩尺(かねじゃく)、曲尺(かねしゃく)などとも呼ばれています
墨指しに、墨つぼの墨をつけ、指し金を使って木材などにまっすぐ線を書くときに使います
自分は普段、パソコンで図面を書いているのでまっすぐな線はすぐ書けますが
大工さんは、木材・床や壁にこのような道具を使って
まっすぐな線を書いているわけで・・・
家を造るのには時間がかかるわけで
毎日コツコツと・・・
『我が家』もかなり時間が掛かっています・・・
うちの奥さんは
いつ出来上がるの?いつ出来上がるの?と
でも時間が掛かるんです
今しばらくの辛抱を・・・
大工道具・・・vol.2でした