2009年6月19日
2009年6月19日 晴れのち曇り
梅雨の中休みです
今日6月20日は
*ベースボール記念日
1846年、3アウト・3ストライク等現行のルールの基礎となるA.カートライト編集の野球規則による最初の野球の試合がニューヨークで行われたそうです
野球人としては、ほぉ~です
*朗読の日
日本朗読文化協会が制定
「ろう(6)ど(十)く(9)」の語呂合せです
『我が家』の杉の1枚板カウンターたちです
うちに入って来る時はこんな感じで、化粧材ではないので
すぐには使用できません
これらは、那須町の益子林業さんという製材会社から取り寄せました
杉の柱や梁の構造材も益子林業さん
この社長は、私と同じ歳で
木が大好きで知識も豊富
木の話になると、それはそれは、熱く熱く語り
こっちまで熱くなってしまいます
自分は、そんな人が好きなのですが・・・
うちの作業場の機械で、材料を削って使用する厚みや大きさにしていきます
材料が大きいく機械に入らないので
今回は、現場で削り化粧材にしました
1枚板カウンターの化粧材完成です
今回スッキリ見せたかったので耳もなく
厚みも少し薄めで1寸5分(45mm)を削って、1寸2分(36mm)仕上がりですが
迫力は感じれると思います
1寸5分とか1寸2分?よくわからないですよね・・・
昔から大工さんは、尺貫法(しゃっかんほう)を用います
うちの現場は今でも尺貫が飛びかいます
「尺貫法」とは
長さの単位に尺、質量の単位に貫を基本にとった日本固有の単位系です
1寸は30.3mm、1尺は303mm、1間は約1,820mmです
ということで
1寸5分は(1寸30.3mm)+(5分15.15mm)=正確にいうと、45.45mm→約して45mm
1寸2分は36.36mm→約して36mm
初めは頭の中で計算し、それから言っていましたが
最近では体になじんできて
うちの大工さんとも対等に話が出来るようになってきました
これまたかなり余談ですが
昔話の「一寸法師」?
そうです一寸(3cm)しかなかったのです
最終的には、鬼が落としていった打出の小槌を振って
身長6尺(メートル法で182cm)にまでなりましたが・・・
話はかなり飛んでしまいましたが
この1枚板カウンター・・・
若干材料が反ったり、ねじれたりはあると思いますが
そんなことよりも、何よりも
この存在感、やっぱり本物はいいです
1枚板のカウンターvol.1・・・でした