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日記

2021年4月28日

気密測定...

2021年4月28日 先勝

宇都宮界隈は、薄日が差すも曇りの1日

先日、住まいの見学会を終えた「ひらいのひらや」は、気密測定を行いました。

そもそも気密測定とは、住宅の隙間の量を計測する検査のことです。
この気密測定により、住宅の隙間相当面積がわかります。
測定方法は、ファンを使って、家の中の空気を屋外に出して行う減圧法で測定します。
隙間相当面積はC値といい、家の気密性(隙間の量)を示す指標です。
家全体にある隙間面積(c㎡)を延べ床面積(㎡)で割ったもので、単位は㎠/㎡。
この数字が小さいほど気密性が高い家、ということになります。

 

測定が終わりまして結果は...
C値は、0.43c㎡/㎡となり、自社の目標数値の0.5c㎡/㎡を下回りましたのでOK。
それと、隙間特性値(n値)ですが、1.25となり、1.5より小さい測定結果でした。
隙間特性値とは、隙間の状態を表します。
一般にn値は1~2の範囲をとり、1に近い方が小さな隙間が散らばっていて
2に近いと大きな穴がどこかにあると判断されますので
大きな穴はないということになります。

ちなみにC値の話ですが、平成11年の次世代省エネ基準では
Ⅰ・Ⅱ地域では2.0c㎡/㎡、Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ地域では5.0c㎡/㎡と、かなり低い数字
そして、どういう訳か、2012年施行の現行基準「改正省エネ基準」では
気密性能数値(C値)は削除されてしまっているんです。おかしな話ですよね...圧力か?
住宅の気密性を上げるためには、現場の職人さんたちの地道な作業と技術で良くも悪くもなります。
基準をつくるとことによって、困る方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか...

気密測定結果もひと安心といったところです。
お引き渡しを待つばかりの現場でした...

 

  

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